トコエトセトラ

用語解説、まめ知識

 

アタ(ata)

インドネシア原産のシダ科の植物の茎の部分を編み込む⇨2週間日干し乾燥⇨ヤシガラで2日間燻します。

こうした手の込んだ工程で出来上がった手工芸品は、世界中で重宝がられ

カゴ、バッグ、下敷、小物入れ、キッチン雑貨など日用品が作られています。

アタ(ata)の名称は、インドネシアバリ島の伝統工芸だけのことを言います。

 

アタ編み目.jpgアタ編み目イメージ.jpg

 

イカット(ikat)

インドネシアの伝統的な絣(カスリ=括り折り)の織物のことを意味します。

ikatは東南アジアのマレー半島で広く話されていたマレー語の

「縛る」「結ぶ」などの意味に由来しているそうです。

現在ではこの地方の絣織物全般を総称するものとして広まっています。

 

イカット布地.jpg

 

 

バティック(batik)

インドネシアやマレーシアのろうけつ染めの布地のこと。

インドネシアのジャワ島、別名ジャワ更紗として有名になりました。

その独特の緻密で幾何学的な文様の美しさは、源流を中近東、

インドの影響を受け、インドネシアの伝統芸術へと融合していきます。

 

バティックイメージ.jpg

 

ストールとショールの違い

ストールは細長い形状で素材も薄手で軽い素材を使い透明感のあるものが多く、

一般にはパーティーや結婚式などの「ハレ」の場での装いに着用されます。

ショールは大きな四角形の形状で三角に折って使ったり…素材にもよりますが、

どちらかというと、防寒用にお使いいただくケースが多いようです。

 

原始お面.jpgトップ